今の子供たちは小顔であごが小さく、歯並びが気になる子が多いのではないでしょうか。
「歯の矯正したい!」と言われたら、やらせてあげたいのが親心。
マスクを外す機会も少しずつ増えてきた今、
青春真っただ中なのに歯並びが気になって笑うことを躊躇する…
なんて事態は早く解消してあげたいですよね。
とはいえ保険内治療ではないので、ローンが組めるとはいえなかなか大きな金額です。
始めるとなると、かなり勇気がいると思います。
その気持ち、よーく分かります!!
なぜなら我が家は長女がマウスピース矯正、次女がワイヤー矯正をしたのです。
時期がずれていたのでデンタルローンが常に付きまとう日々でしたが
それでも「やってよかった!」と胸を張って言えます。
後ほど写真付きで記載しますが、症状歯列矯正をする前は
見た目はもちろんそれぞれ生活に支障が出ていたレベルなので
コンプレックスがかなりあるのは明白で。
それがキレイな歯並びになったことで、娘たちは堂々と歯を見せて笑えるようになり
より可愛く見えるようになったのです♪(親ばか万歳です^^)
じゃあいざ矯正を始めようと思ったとき、
ワイヤー矯正とマウスピース矯正…どちらの方法が良いのか、悩みますよね。
結論から言うと金額ではなく「その子にあった矯正方法を選ぶべき」です。
我が家の姉妹それぞれ例にあげながらそれぞれよかったこと、
大変だったことをお伝えしたいと思います。
お子様に会う治療方法が見つかるお手伝いになれば幸いです。
ワイヤー矯正__次女の場合

ワイヤー矯正とは、【ブラケット】と呼ばれる装置を歯に貼り付け、
その装置にワイヤー(針金)を通して歯を動かしていきます。
歯列矯正のなかでも昔からあるオーソドックスな治療方法です。
どうしてワイヤー矯正にしたのか
治療できるのがワイヤー矯正のみだった
次女の場合、過剰歯が永久歯の邪魔をした為
一番前の永久歯が斜めに生えてくるというミラクル(?)が起きたので
ワイヤー矯正しか選択肢がありませんでした。
ちなみに過剰歯とは本来生えてくる必要のない歯のことです。
根っこがなく、上あごから犬歯のような歯が生えてきていました。
余談になりますが次女の場合、上から下に生える順性過剰歯2本、
鼻に向かって生える逆性過剰歯1本があり、全身麻酔の手術で取り除きました^^;
ワイヤー矯正をしてよかったこと
・歯の移動速度が速い
これは本当に驚きました。
付けた次の日に斜めだった前歯がほぼまっすぐになったのです!
そこから角度を変えたり歯間を整えたりと何度か調整をしていきましたが、
目に見える効果がすぐに出るので、毎回感動していました。
↓始めた頃。
斜めに生えた左1番が右1番に向かって生えてきた為、
右も角度が変わってしまっていました…
ワイヤーの屈折具合が重症度を物語っています^^;

↓終わるころ。
ここまで治りました!
まだ中心がずれているので、あと一息のころの写真です。

ワイヤー矯正で大変だったこと
・金額が高額になる
中高生の場合、大人料金と同額となる事が多いので
90~120万円ほどの相場でしょうか。
我が家の場合は当時小学生だったので、30万円ほどでした。
その費用以外に毎回検査費を取る歯科医院もあるので、要確認です!
・痛みが強い
マウスピース矯正に比べて痛みが強いと思います。
我慢強い我が家の次女が、付け替えた1日目はご飯が食べられないと
泣いたこともある位なので痛いのが苦手なお子様には不向きかもしれません。
・歯ブラシが大変
とにかく隙間に物がはさまるので、小学生でしたが仕上げみがきがかかせませんでした。
虫歯になってしまっては元も子もありませんからね…気を使いました。
あとは透明のブランケットの時にカレーを食べると黄色くなるので
付け替える前日に食べるようにするなど、食事の管理も必要です。
他にも調べたところ、部活などが制限されることがあるようです。
吹奏楽や激しい運動系の部活の場合、ワイヤー矯正がNGの場合もあるようです。
矯正時期も長いので、確認してからのスタートをおすすめします。
マウスピース矯正__長女の場合

マウスピース矯正とは、取り外しのできるマウスピースを長時間装着することで
少しずつ歯の位置を整えていく矯正方法のことです。
3~4週間に一度のペースで来院して、マウスピースを交換していきます。
どうしてマウスピース矯正にしたのか
長女は前歯の重なりが気になっていました。
そのせいでかみ合わせもあまり良くなく、飛び出た犬歯で口の中を噛んでしまうなど
日常に支障が出ていたので矯正を考えていました。
ただ、次女ほどひどくはなかったので様子見をしていたのですが
「塾には行かなくていいから、矯正やらせてほしい」とせがまれたので
マウスピースで矯正ができる場所を探し始めたのがきっかけです。
ワイヤー矯正に比べて痛みが少ない
長女は痛みに弱い子なので、ワイヤー矯正は選択肢にありませんでした笑
もしマウスピースでの矯正ができないと判断されたらやらない!と言っていたので
できてよかったです^^
とはいえ、取り換えた初日は少しだけ痛みがあった模様。
しかしワイヤー矯正に比べたらおそらく雲泥の差なのだろうと思います。
一人で通える場所の歯医者で取り扱っていた
長女が使用したのはウィスマイル矯正という種類のものです。
たまたま近くの歯医者で取り扱いがあったのでラッキーでした。


マウスピース矯正にしてよかったこと
・手入れがラク
歯ブラシのタイミングで洗うだけなので、手入れにストレスはありませんでした。
しかしながらずーっとつけているので、どうしてもにおいが気になってきます。
そんな時はこちらを使用してました。
食事中にぬるま湯(約40度)にチャポンと漬けておくだけで
においがかなり解消されるのでおススメです。
マスクしていると本人も気になるみたいなので必須アイテムです!
・金額がワイヤー矯正に比べて安い
中学生になっていたので大人料金でしたが、約35万円ほどでした。
既定回数が終わって満足できなかったら追加で治療ができるコースというのもあり、
そちらのコースは50万円~だったと思います。
シミュレーションで合う回数をおすすめされます。
そしてとてつもなくありがたいのが、
ウィ・スマイルは通院時の調整料は金額に含まれるという点です。
毎回2000~3000円かかる所に行っていた友人もいたので
月1回1年間通ったら…と思うとこの差は大きいです!
マウスピース矯正で大変だったこと
・やると決めてから、開始までに時間がかかる
カウンセリング・支払いを済ませて申し込み
↓
歯の撮影・シミュレーション
↓
アメリカで装置を作って発送
という工程なので、器具の到着に時間がかかってびっくり…。
我が家の場合タイミング悪く最初の予約がなかなか取れなくて、
申し込みから約3か月後にようやく開始できました。
・慣れるまで少し話しづらい
授業で当てられたときに、話しづらいのが嫌だと言っていました。
上下に装着するので圧迫感があったようです。
慣れてきてからは、問題なく過ごせていました。
・装着中は食べるのNG、飲み物は水のみ
学校の昼食時の付け外しが面倒だと言っていましたが
それ以外は特に問題なかったです。
むしろ虫歯になってはいけないと、念入りに歯ブラシ・歯間ブラシをする
クセが付いたので思わぬ恩恵となりました^^
\近くで試せるところがあるか調べてみる/
ウィスマイル矯正
おまけ
他にも、乳歯だと寝る時だけ付けて歯の位置を整えるブリッジなども
ありますので、検討してみてください!(こちらは上下各10万円位)
ただ、ネジを少しずつ広げていくのが親の役目なので、とてつもなく面倒でした…
そして乳歯=5.6歳でなかなかうまくはまらなくて(泣)
親子共に疲弊する可能性が大ありです。by経験者
まとめ
以上、ワイヤー矯正とマウスピース矯正を実際行った時のことをまとめてみました。
金額優先でしたら、まずマウスピース矯正でカウンセリングを受けてみて
お子様の症状に合うか確認してみるのはいかがでしょうか。
「一回お試しプラン」を1760円で実施している歯科医院もあるみたいなので
本人が続けられるか試してみるのもよさそうですね♪

※初回カウンセリングで診断料がかかる歯科医院もあります。来院前にご確認ください。
以下の都道府県に提携医院があるようです!
北海道/宮城/東京/神奈川/埼玉/千葉/栃木/愛知/岐阜/静岡/大阪/京都/
愛媛/山口/福岡/長崎/沖縄

あなたのお子様にぴったりな歯列矯正が見つかるお手伝いができたら幸いです^^
コメント