パスポートは海外旅行に欠かせない大切な身分証明書です。
でも、初めて取得する方にとっては、どこで申請すればいいのか、何を準備すればいいのか、少し不安になりませんか?
そこで今回はパスポートの取得方法について、基本的な情報から具体的な手順まで、詳しく解説します。
この記事では、必要書類や申請場所、取得にかかる日数や費用についても丁寧にご紹介していきます。
この記事を読めば、初めてのパスポート取得がスムーズに進むだけでなく、申請時の注意点やトラブルを防ぐ方法もしっかりわかるはずです。
海外旅行を計画中の方はぜひこの記事を参考にして、不安なく手続きを進めてくださいね。
より詳細な情報は、各都道府県の旅券窓口や外務省の公式ウェブサイトをご確認くださいね。
パスポート取得の基本情報
まずはパスポート申請の基本情報から紹介します。
パスポートはどこで申請するの?
パスポートを申請するには、住んでいる都道府県の旅券センターや市町村役場など、指定された窓口に行く必要があります。
窓口はお住まいの地域によって異なるため、事前にインターネットや電話で確認しておきましょう。
基本的には、住民票が登録されている都道府県の窓口でしか申請できません。
ただし、引っ越しをした場合など、特別な事情がある場合は、例外的に他の地域で手続きが可能なこともあります。
申請から受け取りまでの流れ
パスポート申請の手順は次の通りです。
- ①書類を準備する
必要な書類を事前に揃えましょう。戸籍謄本や写真は特に重要です。
- ②窓口で申請する
必要書類を持参し、指定された窓口で申請を行います。
その際、申請書類に不備がないかしっかり確認されます。
- ③受理証を受け取る
申請が完了すると、受理証が発行されます。
この受理証はパスポートを受け取る際に必要となるため、大切に保管してください。
- ④受け取りに行く
発行されたパスポートを申請した窓口で受け取ります。
このとき、受理証と本人確認書類を持参してください。
収入印紙と証紙の購入・貼付けを忘れずに!
本人受取しかできないセンターもあるので注意してください!
必要書類を準備しよう
パスポートを取得するには、いくつかの必要書類を準備する必要があります。主に以下の書類が求められます。
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍謄本または戸籍抄本
- 本人確認書類
- パスポート用写真
一般旅券発給申請書
窓口またはオンラインで入手可能です。
オンラインの場合、先に規定通りに入力・印刷していけるので、現地でスムーズに手続きが可能です。
パソコンで入力できない旧漢字は「*(アスタリスク)」で置き換えて入力の上、印刷後に*と重ならないように手書きで記入してください。※外務省に確認済
未成年者がパスポートを取得する場合、保護者の同意欄の署名が必要です。
申請時に未成年者のみで行く場合、その場で書類を書くと不備となってしまいます。
前もって書類をもらってくるか、オンラインで書類を作成して印刷→保護者署名を記入してから持って行きましょう。
戸籍謄本または戸籍抄本
6カ月以内に発行されたものが必要です。
1回の提出に1枚必要なので、家族で作成する場合同日に申請すれば1枚発行するだけで済みますよ。
本人確認書類
運転免許証やマイナンバーカードなどの、写真付きの確認書類があるとスムーズです。
パスポート用写真
写真の規格には厳しいルールがあります。
サイズは縦45mm×横35mm。
背景は無地で顔がはっきり写っているもので、顔のサイズも細かく決まっています。
白髪が多めだと白背景はNGなど、輪郭がはっきりしていないといけないようです。
ほかにも、背景に影が入っていたり、顔が正面を向いていない写真は不適格とされる可能性が。
証明写真アプリを利用して、コンビニでプリントアウトしたものでも問題ありません。
値段は200円程でかなりお手頃なのは魅力的。
ただ、サイズ調整が難しいのが難点です。
私は顔の比率が大きすぎて、もう少しで再提出でした…
確実に撮るなら、多少高くても証明写真の機械や写真屋さんで撮るのをおすすめします!
パスポート取得に必要な日数と費用
次に、パスポートを取得するときに必要な日数と費用をまとめていきます。
パスポート発行までにかかる日数
通常、パスポートの発行には1週間から10日程度かかります。
ただし、申請が集中する時期や、書類に不備があった場合は、それ以上の時間がかかることもあります。
旅行のスケジュールに余裕をもって、取得の準備をしてください。
パスポート発行時にかかる費用
パスポートの申請のときには金銭のやり取りはありません。
受取のときに以下の費用が必要になります。
- 10年用パスポート:16,000円(収入印紙14,000円+都道府県手数料2,000円)
- 5年用パスポート(12歳以上):11,000円(収入印紙9,000円+都道府県手数料2,000円)
- 5年用パスポート(12歳未満):6,000円(収入印紙4,000円+都道府県手数料2,000円)
収入印紙・手数料(収入証紙)はパスポートセンター近くで購入することが可能です。
日曜日などの営業時間外の受け取りに行く場合、購入できないこともあります!
時間外の場合は前もって各地の販売場所で購入が必要。
こちらも平日しか利用できない施設が多いので、まえもって準備しておきましょう。
- 収入印紙…郵便局
- 手数料(収入証紙)…各地パスポート申請HPの一覧参照
期限内に受け取りに行かないと追加で延滞金が発生することもありますよ。
まとめ
この記事では、「パスポートの取得方法」についてまとめました。
パスポートの申請には、申請書や戸籍謄本などの必要書類を準備し、指定された窓口で手続きを行う必要があります。
また、取得までにかかる日数や費用についても事前に把握しておくと安心ですね。
初めてパスポートを取得する方にとって、書類の準備や写真の規格など、少し難しく感じる部分もあるかもしれません。
しかし、この記事で紹介した手順に沿って進めれば、大きなトラブルなく手続きが進むはずです。
パスポートの取得の準備は早めにして、素敵な旅の計画を立ててくださいね!
コメント